2024年05月09日
洗車ついでに・・・
ある日、某「黄色い帽子」のお店のコイン洗車コーナーに洗車をしに行った。
オイル交換の時期も近づいていたのを思い出し、ついでにオイル交換の予約をしようと思い店内窓口へ。
窓口では、おそらくヤンチャしてた(してる)であろう雰囲気をまとった
若手の女性店員さんが対応してくれた。
まずはウチの車の車種を伝える。
女性店員さん:「まずは、オイルフィルターの在庫を調べてみますんでぇ。」
若者のみが使うことを許されている語尾だ。
少しして女性店員さんがやってきた。
ところが、うちの車に適合するフィルターの在庫がないとの事。
衝撃の言葉
女性店員さん:「ウチの店舗では在庫がなかったんですがぁ・・・」
私:『あぁ、「黄色い帽子」の別店舗にはあるって事ね?』
と、その言葉が来ると想定しつつ耳を傾けていたその刹那、、、
女性店員さん:「オー○バッ○スにはたくさんフィルターの在庫があったんですよねぇー」
私:「・・・・・・・えっ!?」
すぐには理解できなかった。
あまりにも想定外の答えだったため、思考が停止していた。
見えない角度からのハイキックを食らった時ってきっとこんな感じなのだろう。
もちろん見えない角度からのハイキックを実際に食らったことはない。
決着の時
混乱しつつも、色々と考えているうちにどんどん可笑しくなってきて、
この時点で私は既に大爆笑していたが、さらに彼女が畳みかけてくる。
女性店員さん:「自分のウチの近くのオ○ト○ック○に行った時にぃ~
フィルターたくさんあるなーって思ったんスよねぇ~
ソッチならあるかもですねぇ」
言っていることのインパクトが強すぎて、もはや語尾のクセなど気にならない。
すでにノックアウト寸前まで追い込まれた状況ではあったが、
こちらも最後の意地を見せて撃ち返す。
私:「ここじゃない別の会社なんですけど、大丈夫なんですか?」
ニコニコしながら彼女が言い放つ。
女性店員さん:「まぁ平気なんでぇ⤴」
・・・平気なハズはない。いや、平気なハズがない。
これまで積み上げてきた私の経験の中からは、
ましてやこのシチュエーションにおいては
「まぁ平気なんでぇ⤴」
なんて言葉は絶対に紡ぎ出されない。
「まぁ」= どうとでもできるという確信
「でぇ⤴」= なんかわかんないけど上がる語尾の圧倒的強者感
これは勝てない・・・。
キレイにカウンターがさく裂したところでレフリーが割って入った。
薄れゆく意識の中で浮かぶ言葉・・・。
『これが若さか・・・』※機動戦士Zガンダム 第13話「シャトル発進」参照
試合終了。無念のTKO負け。
言われるがままに・・・
その後、店員さんに推されたライバル店に確認をしてみたところ、
本当にフィルターの在庫があった(!)
なのでそのままオイル交換の予約。無事にオイル交換することが出来た。
店員さんの言った通りだった。
ちっぽけな自分
もし私が店員だったら、ライバル店を紹介するなんてことは思い付きもしなかったであろう。
常識にとらわれない自由な発想をすることの大切さを改めて教えられた気がする(?)
自分のちっぽけさが嫌になる。
ありがとう。
ライバル店を推してくれた、ふところの広い店員さん。
今度は最初からオー○バッ○スに行きます。